おかやまの農林水産業 令和6年度版
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うしまどひらい小型底びきあみのしくみ底びきあみ漁船あみをなおす平井さん2 漁業にたずさわる人々のくらし(1)とる漁業 岡山県内では,おもに,小型底びきあみ,小型定置あみ(つぼあみ),流しあみなどの漁がおこなわれています。小型底びきあみ ふくろのようになったあみを海底につけて,ひきながら魚介類をとる漁法です。おもには,ひらめ,かれい,えび,しゃこ,あなご,たこ類がとれます。小型定置あみ(つぼあみ) 瀬戸内市牛窓の海の中から,たくさんのぼうがのぞいています。つぼあみといって,島の周りや海岸沿いの海の中にぼうをたててあみをはり,入ってくる魚をとる漁法です。近くのつぼあみ漁をしている平井さんは,次のように話しています。 「つぼあみは1年中同じ場所にはっておき,午前4時半ごろに魚をとりに行き,6時ごろには港に帰ります。」■

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