ひえ■ゆたきふくがたてきせとないかいえんがんきちもば笠岡港寄島港わん朝日港胸上港下津井港かいていあさせぎょこう日生港虫明港牛窓港漁船がたくさんつながれた下津井港漁かく量の多い港 岡山県の海は，瀬戸内海の中央部にあります。海岸線は，みさきや入り江が多く，その中に大小80に近い島々があります。 水深は，20メートルくらいまでの浅い海がほとんどです。海底は起伏がはげしく，ふくざつで，藻場（海草の多い場所）や浅瀬・干潟がいたるところにあります。そのため，魚のすみかや卵を産む場所として適しており，魚のよく育つ場所にもなっています。 こうしためぐまれた地形を利用して，入り江や湾に27の漁港がつくられ，沿岸漁業の基地となっています。 このように，水産業をすすめていくのにめぐまれている岡山県では，むかしからいろいろな漁法を考えて，水産業がさかんにおこなわれてきました。 そこで，県内の水産業のようすや漁業にたずさわる人々の工夫や努力について調べてみましょう。3 岡山県の水産業1 豊かな海
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