おかやまの農林水産業 令和6年度版
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竹 身近にある竹も,森林資源のひとつです。竹は家の建築に使われたり,農業や水産業でもよく使われます。また,わりばしとしても利用されています。伝統的工芸品の竹細工をつくっている,真庭市の月田をたずねてみました。 そこでは,地域の人たちが,ま竹を使って竹かごなどいろいろな竹製品をつくっていました。しへいつきだしげんだけりつどくぎょうせいほうさついんなえぎ伝統的な竹製品づくり竹製品みつまたの皮むき作業きょくじんこくりつみつまた ふだんの生活で使っている紙幣の原料がみつまたです。みつまたの木を切り,むき取った皮を水で洗ってかんそうさせます。それを,お札をつくる独立行政法人国立印刷局におさめています。 みつまたは,真庭市や美作市などの水はけのよい山の斜面などで栽培されています。みつまた栽培は,じょうぶな苗木をつくること,草かりをしてやることが大切です。3年ぐらいで収かくします。■

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