おかやまの農林水産業 令和6年度版

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き■りんさんぶつきんあかまつばやしのぞほししいたけのほだ木赤松林とまつたけ②林産物の生産　岡山県で生産している林産物は，杉やひのきを加工した木材の生産が多くなっています。特にひのき丸太の生産量は日本一です。しいたけやまつたけの生産もさかんです。しいたけ　しいたけを育てるには，まず，くぬぎやならの木を１メートルほどの長さに切って，しいたけ菌を植えつけて，「ほだ木」をつくります。　ほだ木を，林の中のあまり日のあたらない，風通しのよい場所で育てます。発生の時期を変えるため，ハウスの中で栽培することもあります。　岡山県の令和4年のしいたけの生産量は，乾しいたけが全国22位，生しいたけが16位でした。まつたけ　まつたけは，赤松林に生えるきのこです。最近，生産量がたいへん少なくなったので，とてもねだんが高くなってしまいました。　岡山県では，まつたけの生産量をふやすため，落ち葉や下草を取り除いたり，じゃまになる木を切ったりして，まつたけによい環境をつくる努力をしています。岡山県の令和4年のまつたけの生産量は，全国5位でした。