おかやまの農林水産業 令和6年度版
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き■自動給じ機によるえさやりきゅうしどうおかゆにゅうけんほくいったいおかだけいしゃそうこきゅうかんさつちいきのうぎょうふたし(3)にわとりをかう農家 外国から安い牛肉が輸入されるようになり,牛を育てる農家は,それに負けない和牛を育てる工夫をしています。牛を育てる費用をできるだけ安く,また肉質のよい牛を育てるため,地域農業普及指導センターなどとも相談しています。 岡山県の和牛飼育は,県北一帯でさかんです。「おかやま和牛」として,近畿地方でもよく知られるようになりました。 高梁市の岡田さんは,にわとりをかう農家です。 小高い丘の上に,岡田さんの鶏舎が見えてきました。外から見ただけでは,そこでにわとりがかわれているとはとても思えません。まるで,大きな倉庫のようです。 一つの鶏舎は,長さ100メートル・幅12メートルもあり,中には約2万羽のにわとりがかわれていました。鶏舎は全部で5つあり,合わせて約10万羽のにわとりがかわれています。鶏舎の中に入ってみると,とてもきれいなことにびっくりしました。 毎朝の仕事は,一羽一羽のにわとりの健康を観察することからはじまります。えさや水がきちんとにわとりにとどいているか確かめることが,特に大切な仕事です。 にわとりのえさは,すべて自動給じ機を使って行われます。高梁市

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