トマトをつくる農家イ 高梁市備中町の湯野は,400〜500メートルの高さの山間部にあり,夏の涼しい気候を利用したトマトづくりがさかんです。 5月になると,畑の雨よけのハウスの中に,苗を植えます。その後,灌水,肥料まきや消どく,芽かき,誘引(トマトを支柱にくくりつける)などの作業があります。 灌水,肥料まきの作業では,平成9年から灌水と肥料を同時に,しかも自動で行うことができる養液土耕栽培の導入により,労働力・労働時間の軽減につながっています。ひめ■びっちゅうちょうりょうかんすいゆのけいげんせんかすずかんすいゆういんどこうさいばいようえきよれいこりようかんすいきかいろうどうはこトマトの共同選果トマトの雨よけハウス高梁市備中町 収かくが始まるのは,7月上旬からで,11月下旬ごろまで続きます。一番いそがしいのは,8月から9月にかけてで,朝5時ごろからトマトを取り始め,8時半ごろには,共同選果場の予冷庫へ持っていきます。 選果場では,それぞれの農家から集められたトマトを箱づめします。平成17年に完成した選果場では,機械が自動的に大きさや形,色のちがいなどをより分け,箱づめまでおこないます。今までは人が箱づめをしていたので,新しい機械のおかげで箱づめがずいぶん楽になりました。
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