おかやまの農林水産業 令和6年度版
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い⓴すずひるぜんはしこじまわんかんたくにいみかがみのたかだんぼうきつやまくろいちごの収かく(岡山市東区西大寺)蒜山だいこんの収かく岡山市南区灘崎町にくいため,品質がよく,収穫量も安定します。また,暖房機で暖めることができるので,冬でも収かくができます。④涼しい気候を生かして 蒜山高原は,岡山県の北部,中国山地にあり,土地は「黒ボク」という火山灰の土です。 ここでは,夏の涼しい気候を生かして,夏だいこんづくりがさかんです。6月から7月まで,おもに近畿地方へ出荷します。 吉備高原にある,新見市,高梁市などは,高さが300〜400メートルもあり,夏でも涼しい所です。このことを生かして,トマトやほうれんそうなどの夏出し野菜がつくられています。⑤野菜をつくる農家のくらし なすをつくる農家ア 児島湾の干拓地では,ビニールハウスによるなすの そこで,各地域でいろいろな野菜がつくられるようになりました。 ビニールハウスで栽培される作物には,岡山市東区西大寺のいちご,児島湾干拓地のなす,津山市,鏡野町のトマトやきゅうりなどがあります。

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