おかやまの農林水産業 令和6年度版
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いきさむ⓳せとうちおんだんかいせとおおはらちいきおんだんきこう黄にらの収かく(岡山市北区牟佐)とうがんの収かく(瀬戸内市)(4)自然を生かした野菜づくり①川ぞいの砂地を利用して 旭川に沿って開けた岡山市の牟佐や大原などでは,昭和の初めごろから,畑が砂地であることを生かして,だいこん,にんじん,黄にらづくりがさかんです。 黄にらは,にらを黒色のビニールでおおい,太陽の光線をさえぎってつくります。 岡山の黄にらは,色があざやかで,葉が太いため,東京の市場で一番高い値段で売られています。②瀬戸内の温暖な気候を生かして 瀬戸内市などの瀬戸内海に面した地域では,冬の温暖な気候を生かして,明治の初めごろから,かんしょやかぼちゃなどがつくられていました。 最近では,はくさい,キャベツ,かぼちゃを中心にして,とうがん,そうめんかぼちゃ,すいかなど,30数種類の野菜がつくられています。 色々な野菜が地元や関西,関東などの市場へ,トラックで出荷されています。③ハウスを利用して ビニールハウスの中で野菜を作ると,虫や病気の被害にかかり 

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